産 地: | 北米 |
色 調: | 辺材は白色、淡黄色ないし赤色を帯びた白色。 心材は橙赤色あるいは濃赤色を示すものから黄色まで変化に富んでいる。 |
特 徴: | 木理は一般に通直で、肌目はやや粗である。 木質はやや軽軟(海岸地域の産)なものとやや重硬(山岳地の産)なものがある。 年輪幅がせまく大径木をピーラと呼ぶ。 |
用 途: | 柱は梁・桁各種の板など建築用材として幅広く使われている。 その他、建具材、集成材、額縁など。 |
産 地: | 北米 |
色 調: | 辺材はほぼ白色で狭い。 心材は赤色あるいは桃褐色、鈍い褐色である。 |
特 徴: | 木理は通直で年輪幅は均一である。 肌目は中庸ないしやや粗である。 耐久性は高い。 |
用 途: | 屋根板(米国で製造される木材の屋根板の95%以上、これは耐久性、加工容易、軽さなどで最高のものである。)、支柱、土台、杭、箱、木枠、集成材の芯、破風、ウッドデッキ、付柱、付土台、付梁、杉の代用品として特に張り天用に知られている。 |
産 地: | 北米 |
色 調: | 辺材はクリーム白色ないし淡黄色で、徐々に心材の淡い黄褐色ないし紫色を帯びた淡褐色に移っていく。材面には光沢がある。 |
特 徴: | 木理は通直で、肌目は中庸である。 木質は、軽軟で弾力性がある。 マツ科特有の脂もほとんど無く、無臭の良材である。 |
用 途: | パルプ材、家具材、器具材、箱材など。 建築材としては、額縁、建具枠などに使用される。 |
産 地: | 北米 |
色 調: | 辺材は白っぽく、心材は白味を帯びた淡褐色。 木目は明瞭。 米松より黄色味が強いのが特徴。 |
特 徴: | 光沢があり、肌目はやや粗い。 加工性がよいが、やや折れやすい。 |
用 途: | 建築材、構造材、造作材、建具材、箱材、パルプなど。 |
産 地: | アラスカ |
色 調: | 辺材は白から黄白色で狭く、心材は淡い黄色で長期間経つと濃くなる。年輪幅は狭いものが多い。 |
特 徴: | 木理は通直で、年輪幅は均一である。 肌目は中程度からやや緻密。 加工性や材の安定性、腐朽性に優れる。 気乾比重:0.50 |
用 途: | 住宅土台、内装材、外部パーゴラ、ウッドデッキ、楽器材など。 |